
2011-09-25 太田
76回 やっぱり運動会と言えば秋のですね!
SW最終日の9月25日、たまたま由布院小学校の前を通りがかったら賑やかに運動会が・・・!
懐かしくなってちょっと見学しましょうとカメラ片手に高台へ
ところがちょうど午前中の競技が終わり今からお昼ご飯って頃です
残念、子供たちの駆け回る元気な姿は午後の部までお預けだな
でも思い出すな~ウン十年前・・・。
午前のプログラムが終わるとみんなが蜘蛛の子を散らしたように一目散に地区のテントへ向かう
朝早くから場所取りをした猫の額程のスペースに孫の応援に駆け付けた爺さんや婆さんをはじめとする家族がすし詰め時状態で三段重ねの重箱をひろげて待っている
午前3時から準備されたご馳走に目移りしてあれもこれもと欲張って頬張る
親父は近所のオヤジ達と既に一杯ひっかけて赤ら顔
酒の匂いをさせながら徒競争で一番だったのは俺に似たんだと上機嫌
そんな事言うと午後のリレーにプレッシャーがかかるのに、そう思いながら大好物の海老フライを箸でつまむが温かいうちに詰めたんだろう、衣がふにゃふにゃになっててシャキンとしない
なぜだか婆さんはやたらとゆで卵を剝いてやろうかと聞いてくる
いらないと言うとお煮しめのごぼうやこんにゃくを取り皿に入れようとするので
慌てて巻き寿司や稲荷ずしで皿を満たすと
ならばと茹でた栗をビニール袋から取り出す
すかさず、家に帰ったら食べるからと袋へ戻す
そうこうしていると気の早い奴がグランドに出始める
その姿を見るともう午後の部再開のムードが漂い始めご飯どころではない
グランドを見てソワソワしながら皿に盛った稲荷ずしを頬張り箸を置くと
お袋がまだ緑色のみかんの皮を剝いて、初物だからビタミンCは良いから食べろと口に入れる
これがまためちゃくちゃ酸っぱいのなんの・・・
ここで婆さんが酸っぱかろうと当時大村昆がCMしていたオロナミンCを取り出し止めに飲ませる
今でこそハウスミカンでこの時期にはオレンジ色の甘いみかんはあるけど当時は緑のみかん
後に三段重ねの一画はネーブルに代わりキウイも仲間入りした
昼食を終えてるころにはオヤジ達はビールから酒に変わりテントの後ろでは酒盛りが始まる
当時はビデオカメラがなくカメラくらいだったし、オヤジ達は飲むのでカメラで撮影どころじゃない
今はオヤジがデジカメを携えてグランドの外周をあちらこちらと移動して我が子のシャッターチャンスを狙うカメラ係だからお酒など飲む暇もないんだそうだ、もっとも飲酒運転の問題もあって運動会での飲酒は禁止って学校が多いとか・・・なんか寂しいがこれも時代の流れなんでしょう
ただ、酒を飲んだオヤジ達の応援は凄かった
徒競争、騎馬戦、紅白リレーに地区リレーでは張り裂けんばかりの声で檄を飛ばす
由布院では『もっと速く走れ』を『飛べ、早よ飛べ』と掛け声をかける
あの子は走るのが早いね⇒『あん子は飛ぶのが早ええなあ』とこんな具合に表現された
そんな声援に応えるべく裸足が早いからと靴を脱ぐ奴や足袋がいいと履き替えるやつ
一粒で200mのグリコをポケットに忍ばせる奴・・・
それよりももっと凄い伝説があった
それは素足で馬の糞を踏むと走るのが早くなるという伝説だ
当時は馬を飼ってる農家は佐土原って地区に一軒あって
勿論、他の奴には内緒でこっそり伝説を踏みに行ったらそこのオヤジがお前もかって・・・
がっくりきたけどしっかり踏んづけて伝説にあやかった
結果はどうあれ、柔らかでざらっとしてヌルっとしたあの感触は今でも忘れられない・・・
そんな事を思い出しながらカメラのファインダーを覗きこんだ運動会でした
保護者の皆さんお疲れさん、今頃は昼間のお弁当を肴に飲んでんのかな。